2025/06/14土
朝から本降りの雨・・雨音が寝床に侵入してくる。猫も気になって壁をゴシゴシ、仕方なく早起きしたのだが今日一日何か眠たいばかり。災害級の大雨の覚悟ってTVのニュースはいうのだがどうだろう。

垂直に伸びる まるで笛を吹かれて蛇が籠から顔を出すように上へ上へと成長を続けている。私は思わず雨の中に飛び出して撮影を試みた。明日には桜の枝を掴むのではないだろうか。元気のよさ。
一日のうちに数時間雨が上がったが散歩に出かける気分にならず、山道はジュクジュク。家の中でごろんごろんして『山之口貘前小説 沖縄から』を読んでいた。なかなか先へ進まない。というか家が基本なのにそれがなくて友達の家に転がり込む。かといって就職しても長続きしない、そんな詩人の暮らしがリアルに綴られているが、小説とも思えないリアルもあって、土管の中で一夜を過ごしなんて、ちょっと信じられない生活だ、でも文脈ではなるほどそんなこともあり得るかも。私は恥ずかしながらパチンコに夢中になって家を詰め出されたことがある。子どもに開けてとお願いするが母ちゃんに開けるなと言われているらしく、知らないふりして玄関から居なくなる。で、ふたたび私は家出して、職場近くのホテルに泊まろうと受付カウンターに尋ねるとすべて部屋は埋まっているという。困った顔をしていたら係は「近くで空いていそうな旅館がありますので聞いてみますね」って電話かけて当たってくれた。そうしたら一部屋空きがありますって、その旅館受付へ行くと「はい一部屋だけちょうどあいてます」ってニコニコ顔のおばさんだ。おばさんに100畳ほどの大宴会場へ案内された。私はびっくり!、宴会場の真ん中には、一人寝るための布団が敷いてあった。まさかこんな広すぎる部屋で寝るなんて!と布団を中心から引きずって壁ギリギリに近づけて、そこで安心して寝る準備をしたのだった。値段高いだろうと思ったが、そこは1人部屋相当の金額だったし、朝。出された朝食を食べ終え、そこから仕事に通って、翌日はご主人様より早めに帰宅して、何事もなかったような平凡な日課に戻ったのだった。30代の頃のこと。山之口貘とは全然関係ない話につながった。(^_^;) 二畳の部屋で学生時代に過ごした私には100畳の部屋は不安ばかりで眠りが浅かった。
あの頃は職場の同僚に誘われて、パチンコなんて、どこが面白いのだろうとついていったのだが、なんと大当たり、次から次にパチンコ玉があふれてくる。そんなことがあって、虜になった時期があった。帰宅時にはついつい誘導されて負けても負けても通い続けたのだった。(^_^;)、「あんた家族を取るのパチンコを取るの?」と問われて「そりゃあパチンコばい」と本音は言えなかった(^o^)あの頃。家の中での存在は針の筵だった。ミッドライフクライシスのさなか。依存症の気持ちも理解出来る。それで40になったら一大決心をしたのだった。仕事は5時まで5時から夜学だと11時頃までスケジュールは詰まってしまう。その勉強が面白くなってさらに院まで進むことに。人生を変えようと思ったらなんとなく変わっていったのだった。そこでは仕事と職場だけの往復では絶対に出会えないものに出会ってしまった。もう30年も前の話だ。
爺575は”梅雨の頃 自由束縛 孤独心”



