2025/09/14日

朝は雨が通過。その合間に森の庭を散歩。ハナを抱っこしてぐるりと一周。下には牛小屋があって、時々尻尾を振っているのが見えたりする。ハナの手を振って、気づいて貰おうと試みるも、牛は無視。抱っこしながら一周すると、爺さんの息も切れ切れ。

雷さんが嫌いなハナは独りでは過ごせない、ずっと後をついてくる。開店前のドア開けをする側にも張り付いている。ご主人様は朝から下山しているので、一日、私の自由時間だ。そうは言っても、寝転んでゴロゴロしながらTVでも眺めて終わるだろう。残り少ない貴重なジシイ時間だが・・・。

暇な時間は目を通していない古い雑誌を選んで眺める。思わぬ発見がある。山小屋の本棚にはそんなのがいっぱいあって、俳句研究10月(昭和62年10月号)P36~39 北里 臥床滴々(9)の著者 折笠美秋・・ALSで辛い体験の中の日記 特定の具体的日付はなく、×月×日 天気・・から始まる。日々の日記に合間に俳句が綴られる。毎月連載されていた。加湿装置の水を補給した際「あ 溢れちゃった、どうしよう」という看護婦の声・・声と同時に胸にキーンと痛みが走った・・と書かれてそれから大変な騒動になったことが詳細に書かれている。間違えば肺炎を起こして死んでしまう。そんな大変なことが毎日のように記載されている。それでも俳句を作り続け1990年3月17日永眠された。

この本は38年前の発行。ALSの根本的な医療も相変わらず進んでいない。次第に身体の自由を奪われても、それでも俳句が生きる中心にあるって凄いことだ。

庭には昨日まで蕾だった薔薇が雨に濡れながら咲いていた。午後になると日差しもあって、蝉が鳴き出した。

 ゴロゴロと予言したとおり板張りで這いながら、PCのキーボードを叩きながら、雑誌をめくり、TVを眺めながら珈琲を飲みながら午後を過ごしていた。やがて3時、今日はお客様はゼロ。明日は祭日(敬老の日)。爺さんの日だ。誰からも敬われないのだけど。

そろそろ夕食作りでもしようか。爺575は”バラバラに 薔薇の花片 散るまでに” それまでは一生懸命咲いている薔薇を見習わねば。

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